明治のしつらえ展・輪島塗



(輪島塗) 皆朱口金 コッコウ型 親・平・二・坪 明治30年12月吉日

輪島は古くから漆器の産地として知られ、江戸時代には、木地挽師(ろくろ)・木地拵師(指物)・下塗り、中塗り・研ぎ・上塗り・加飾(沈金・蒔絵)など分業制が発達し最終的に製品に責任を持つ「塗師屋・ぬしや」が全国にそれぞれ得意先(縄張り)を持ち、注文取りや製品の納入、修理に、11月12月の頃にそれぞれ得意先周り(行商)をしたそうです。今回の膳や椀の箱書きとも一致しています。
それらの包み紙は、習字の手習いや大福帳の紙(和紙)がつかわれていましたが、(昔の方は大事にとっていたのですね!)

惣朱 請合 能登輪島 大極上塗物(一ッ丁) 竹園吉治 と印刷(印判?)された和紙の袋、大きさから朱塗り口金の椀でしょうか。数枚出て来ました。輪島へ尋ねたところ竹園吉治さんは明治時代に「塗師屋」として商売をされ、後継者が昭和40~50年頃まで営業されていたそうです。そして一緒に出てきた着物、袴姿の若い女性の絵、なにかの下絵でしょうか、文字は達筆すぎて読めませんでした。  

Posted by miasa. at 2012年01月29日20:50

大町懐かしの映像上映会

祝あめ市 懐かしの映像 自作短編映画上映会
2012.2月11日(土) 会場麻倉 (当日は麻倉には駐車できません。周辺の公共駐車場をご利用ください。)
1回目 午前11時~12時 2回目 午後1時~2時 3回目午後2時半~3時半



主催 大町映像文化財を残す会 協力 麻倉プロジェクト

昨年も大町あめ市(2月11日)に、まだリニューアル改修前(現在トイレはございます、、)の麻倉で行い、大入り、大好評でした大町懐かしの映像「自作短編映画上映会」、今年も開催いたします。ぜひお越しください。
なお「明治のしつらえ展」を麻倉2階で開催中(入場無料)。慶応元年創業の造り酒屋で明治時代にそろえられ什器を中心に、昭和の中頃まで冠婚葬祭などに使用され、大切に仕舞われていた輪島塗の膳、器や九谷焼、伊万里焼の器など展示しています。
2月27日(月)まで開催中11:00~17:00 火曜・水曜休み 
麻倉1f 麻倉常設展(Asagura Shop) 営業中
2月4日(土)は第5回麻倉音楽会のためお休みです。
麻倉音楽会の前売り券¥1500 麻倉にても発売中です。  

Posted by miasa. at 2012年01月28日14:54

麻倉音楽会/大町で暮らすことにしました!

第5回麻倉音楽会  2012年2月4日(土) 
大町で暮らすことにしました!
15時開場 16時開始  入場料 前1500 当2000
出演  熊坂義人 スパン子  / S.A.   みつ  arisa




この度大町市に引っ越してこられた熊坂義人さんスパン子さんご夫婦、実は二人ともミュージシャンなのでした。信濃毎日新聞(1月25日)で紹介されました。
アート&クラフトを軸に、あらゆる表現の拠点をめざす大町麻倉に、
引っ越しのご挨拶をかねて、お二人の音の物語にいらっしゃいませんか。
会場のリラックスムードは、同じく最近大町に引っ越して来たカリンバ奏者「みつ」が担当します。
そして、、もうひとりをご紹介




arisa* (クリスタルボウル奏者)

大町生まれ、大町育ち。
タイの山奥にあるサンクラブリーという小さな村で、
孤児院を営むヒーラー、ナート氏に師事。
クリスタルボウルの演奏を学ぶ。
帰国後、大町・安曇野を中心にヒーリングライヴを行っている。

ークリスタルボウルとはー

水晶の粉をかためてつくられたヒーリングツール.
七つのボウルがチャクラの浄化とかっせいをし、
こころとからだを癒してくれます.
その倍音は、まるで宇宙の中を漂うような心地良さ.
通常のライヴでは、あおむけに寝て、リラックスして聴くスタイル,


今回は初の試みとなる、みつさんのカリンバとのコラボレーションです。
お楽しみに!  

Posted by miasa. at 2012年01月26日15:01

麻倉音楽会(第5回) 出演みつ・カリンバ

第5回麻倉音楽会
2012年2月4日(土) 
15時開場 16時開始 入場料 前1500 当2000
会場 麻倉 2F (当日は麻倉には駐車できません。周辺に無料駐車場があります)
「大町で暮らすことにしました!」 
出演 熊坂義人 スパン子    みつ
今回の企画のポイントは、、出演者は大町市在住ということ!
先日のブログでの熊坂義人さんスパン子さん夫妻の紹介に続き今回はみつさんのご紹介です。
なおもうひとり、大町育ちのかたが、、、(次回紹介予定)
そしてASAGURA BAR も、、

 
 みつ
2002年、タイの島タオで現代美術作家Chan氏に出会いカリンバ製作を始め、演奏は全て自身の作ったカリンバを奏でる。

2005年スタートしたElectric Organic Grooove Band "LAGO" (SUNFLOWERS OF TODAYRECORDS)のカリンバ、パーカッションを担当し、東京を中心にライブハウス、野外フェス等様々な場所で活動をしながら2010年探検家、関野吉晴氏のドキュメンタリー映画「僕らのカヌーができるまで」のサントラをキシタケシとのユニット"ミツキシ" 名義にて手掛ける。




ソロでの活動もしており、カリンバの魅力的な音で極上のリラックス空間へと誘う。

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では当日楽しみにしております。


問い合わせ asagura.com

明治のしつらえ展 (麻倉2F) 2月27日(月) (11:00~17:00 火曜・水曜休み)まで開催中ですが、
麻倉音楽会のため2月4日はお休みです。
また麻倉常設展(Asagura Shop) 1Fで営業中です。

  

Posted by miasa. at 2012年01月25日20:01

明治のしつらえ展・麻を展示

明治のしつらえ展
2012年1月12日(木) ~2月27日(月) 火曜・水曜休み
2月4日(土)休み
11:00~17:00  麻蔵2階 入場無料
2月4日(土)は麻倉音楽会のため「明治のしつらえ展」はお休みいたします。

麻を保管するために作られた蔵(倉庫)、「麻倉」には麻にまつわるモノがなにもありませんでしたが、、、、
今回蔵整理を行ったところ、、、、
思いかけずの束が発見されました。明治29年ころに現在の持ち主への登記変更の記録が残っていますが、それ以前の「麻」でしょうか。
  

Posted by miasa. at 2012年01月14日10:01

明治のしつらえ展・唐津文政十年夏


表に「唐津 猪口」 裏に「文政十夏 亥」(1827年) と箱書きされた品
今回蔵出しで整理、記録した品では一番古い記録です。
唐津焼は一楽(楽焼)二萩(萩焼)三唐津と称される茶陶器(土もの)として古くから有名ですが、この猪口は染付、呉須の磁器で、手馴れた筆使いで海沿いの景色を描いています。
唐津の近くには同じ肥前鍋島藩(佐賀県)、磁器の大産地有田(伊万里焼・有田焼)があり、そこでは磁器だけでなく陶器の窯もあったそうですが、、、箱書きの「唐津」の文字、、チョット謎です。
唐津焼の猪口が壊れてしまい磁器の猪口に入れ替えしたのか?唐津の商人から買い求めたのか?、、?
また表によごれで判読不明の文字もあります。
猪口(チョコ・チョクとも)は料理を盛る深めの小さな器のことで、向付(ムコウヅケ)ともいわれます。江戸時代に酒猪口、ソバ猪口としても使われ始め、この品は大きさからソバ猪口でしょうか、、、
  続き読む?

Posted by miasa. at 2012年01月13日09:01

明治のしつらえ展

明治のしつらえ展
2012年1月12日(木)~2月27日(月) 火曜・水曜休み
会場麻倉2階 (入場無料)  11:00~17:00 





大町市大町本通り 慶応元年創業の造り酒屋で、冠婚葬祭に使用されていた什器などをを展示します
明治中頃にそろえられた、輪島塗(黒漆・朱漆・沈金) の膳や器、九谷焼・伊万里の器など
昭和の中頃まで大切に使われ、仕舞われていた品々
100年以上前に作られた品とは思えない輝きを見せています。






明治24年1月 と箱書きされた 九谷焼
丼 (深鉢) の底の裏には朱で 「大日本 九谷造 」
当時の九谷焼は盛んに欧米へ輸出していたそうです。

麻倉常設展も1階で展示中です

  

Posted by miasa. at 2012年01月11日10:01

麻倉音楽会

第5回麻倉音楽会  2012年2月4日(土) 
15時開場 16時開始 入場料 前売り¥1500 当日¥2000 
 会場 麻倉  (当日は麻倉には駐車できません。周辺に無料駐車場有ります。)
 前売り予約・お問い合わせ 麻倉プロジェクト

大町で暮らすことにしました!
この度大町市に引っ越してこられたご夫婦、実は二人ともミュージシャンなのでした。
アート・クラフトを軸に、あらゆる表現の拠点をめざす大町麻倉に、
引っ越しのご挨拶をかねて、お二人の音の物語にいらっしゃいませんか。
会場のリラックスムードは、同じく最近大町に引っ越して来たカリンバ奏者「みつ」が担当します。

出演 熊坂義人 コントラバス  弾き語り
     スパン子 アコーディオン 弾き語り  
    S.A みつ カリンバ

熊坂義人
2009年10月頃までフリーミュージシャンとして活動。
忌野清志郎、細野晴臣、梅津和時、おおはた雄一、鈴木惣一郎、
ハンバートハンバート、BE THE VOICE等、共演者多数。
HONZI(vl)、スパン子(acc)と結成した「福」では
2006年にノルウェー公演を成功させる。
ASA-CHANG&ブルーハッツのメンバーとして
フジロックフェスティバル2007に出演。
2009年10月以降は、フリーな人として活動中。

スパン子
2006年に結成された 福-fuku- で、ノルウェー、ブルガリアなど、ヨーロッパへも活動を広げながら、ソロ活動も開始。スパン子独自の世界観をアコーディオンとピアノの弾き語りで切なく、優しく、力強く表現している。
2010年5月に1stソロアルバム『spannkosmo』を全国発売。発売記念ライブではホール四方にスピーカーを立て、15人の演奏者が真ん中で演奏するという形で、なんとも幻想的な宇宙『SPANNKOSMO』をつくりあげ、好評を博す。
ソロ活動を中心に、イラストレーターcolobockleのDVDアニメーショ ンの音楽制作(福-fuku-)、WEBアニメーションの音楽、熊坂出監督のショートフィルム「じかんのじかん」のエンディング曲など、いろいろな形で精力的に制作。


























  

Posted by miasa. at 2012年01月08日18:41