メンドシーノアート&クラフトショー 2011

 

風光明媚な海岸線    
レッドウッドの深い森
メンドシーノエリアの中心
古い小さな町
メンドシーノ









1960年代
アーティストが創作の場
として住み始め
アート&クラフトの町と
知られるようになった





アートセンターと
多くのギャラリー
作家達の作品が
町を演出する
1980年ころから始まった
大町市美麻とメンドシーノの
友好と交流
そして2008年 芸術交流プログラムが始まった


工芸をめぐるふたつの町の国際交流展 メンドシーノと大町MIASA 「工芸の五月」
2011.5.25(水) ~5.29(日) 10:00~17:00
松本市美術館・市民ギャラリー (入場無料) 
 主催 松本クラフト推進協会
 共催 麻倉プロジェクト

メンドシーノ/大町MIASA 国際交流アート&クラフトショー2011
2011.6.24(金)~7.18(月)10:00~18:00 
麻倉   (入場無料)
 主催 麻倉プロジェクト
  

Posted by miasa. at 2011年04月29日18:30

街なかギャラリー始まりました




「街へ行こう、ギャラリーを見よう」 信濃おおまち街なかギャラリー
本日から始まりました。
上の作品は、大町在住の木工家槙野文平さんの椅子です。
会場のひとつ、「わちがい」(町屋づくりのお食事処&ギャラリー)の入り口に飾ってあります。
二階のスペースがギャラリーです。他の出展者の作品も飾ってあります。
なかの引き戸を開けて、見学したいと声をかけてください。美人スタッフが案内してくれますよ。




こちらも会場のひとついーずら大町特産館のウインドーです。
松川村在住の陶芸家平林昇さんの作品が、飾ってあります。
大町も桜が満開です、ぜひお越しください。
4/28(木)~5/29(日) 10:00~18:00
会場  創舎わちがい     火曜/第4月曜休み(連休中無休) 
     塩入家具        無休予定(都合により休日有り)
     御菓子司 柴田    日曜休み 
     カウベル 立田屋 ウィンドウー展示のみ  無休
     いーずら大町特産館  無休
     (各会場により休み、営業時間は異なります。近くに無料駐車場があります。)
  

Posted by miasa. at 2011年04月28日19:10

5時間目はクラブ活動



 
麻倉の重いとびらを開けるとき、いつも目にするこのらくがき、、
建物の持ち主にとって、らくがきは大迷惑! でしょうが、、つい、ニヤリとしてしまいます。
(良い子のみんなは、マネシナイデネ)




南側の漆喰を塗りなおすために、今までの漆喰をはがしました。
窓枠を取り付け、すきまをなくすための左官工事中。
土壁の下塗りの乾燥は、最低でも三ヶ月かかるそうです。
しっかり乾燥しないと、、、ひび割れの原因。
ちょっと残念だね、、、、、と左官屋さんに言われました。
われわれも、、、、残念、、、。(わかる人にはわかるお話)
なお、職人わざで見事に「時間わり」は切り取られて無事です。
  

Posted by miasa. at 2011年04月27日20:22

メンドシーノと大町MIASA




工芸をめぐるふたつの町の国際交流展 メンドシーノと大町MIASA
2011.5.25(水) ~5.29(日) 10:00~17:00
主催 松本クラフト推進協会
共催 麻倉プロジェクト

「工芸の五月」そして「クラフトフェアまつもと」期間中
松本市美術館・市民ギャラリーにて開催いたします。(無料です。)
松本の街をおさんぽしながらお出かけください。
  

Posted by miasa. at 2011年04月26日09:00

男の小宇宙



机上に雑然と置かれているフライタックル、ひとり杯を傾け目を瞑れば果てしない世界へ、闇の中に夢の渓流、夢の川が広がり、大気の中で「野生種によみがえった人間」の姿とともに、めぐり合った数々のさかな達が脳裏をかすめては消えていく・・・・・

フライフィッシングと明治時代中期に建てられた麻倉との不思議なコラボレーション・・・・・「信濃おおまち野外塾」
  

Posted by miasa. at 2011年04月25日23:21

麻倉の記憶 2



      麻倉東側の窓にただ一つ残された鉄格子、戦争中の金属供出を逃れました。



   
焼ききられた跡





石組みは見事です。
地元から木(太い梁、大黒柱などは立っている木をさがしたかも知れません。)石、土など材料を集めることからはじめたのでしょう。
麻倉を建てた、施主、職人さんたちの苦労がしのばれます。
  続き読む?

Posted by miasa. at 2011年04月25日20:00

信濃おおまち街なかギャラリー・出展者・会場

4/28(木)~5/29(日) 10:00~18:00
会場
 創舎わちがい     火曜/第4月曜休み(連休中無休) 
 塩入家具        無休予定(都合により休日有り)
 御菓子司 柴田    日曜休み 
 カウベル 立田屋 ウインドー展示のみ  無休
 いーずら大町特産館  無休
 (各会場により休み、営業時間は異なります)

小田時男 木工         わちがい
槙野文平 木工        わちがい
山形英三 いぐさの椅子   わちがい
平林昇  陶芸   いーずら大町特産館
                  わちがい 
横田敬子 陶芸     御菓子司 柴田
北原裕美 トールペイント
      カウベル 立田屋 ウインドー
座間幸一 鉄細工       わちがい
吉川正美 魚彫刻       わちがい
秋良登喜雄 レザークラフト  わちがい
渡部泰輔 オカリナ・他     わちがい
松島しづ  染織        わちがい
吉田陽子 織物・布小物    わちがい
石田壽江 ぼろ織り      わちがい
廣川伊知朗 木彫       塩入家具

                   主催 麻倉プロジェクト推進の会
  

Posted by miasa. at 2011年04月24日09:00

あしたどぞうのそとにあつまれ

 
 
 子供の頃ココでよく遊んだな~と、かなり
 年配の方からも言われました。
 麻倉まえの空き地は昔から近所の子供
 たちの遊び場だったようです。
 入り口や外壁にエンピツ書きの「らくがき」
 たくさんあります。
 
 もうすぐ、消えてしまいます。
  残しておこうよ、、、
  そんな意見もありましたが、、、、

 「あしたどぞうのそとにあつまれ」

  麻倉プロジェクトも気持ちは同じ!
 
    麻倉で遊ぼ !  

Posted by miasa. at 2011年04月23日19:12

メンドシーノから麻倉へ

2011年 メンドシーノからの作家16名による作品展を行います。
今回は2008年、2010年メンドシーノアートセンターにて行った交流展参加作家(日本側作家)との合同展として国際交流展を行います。
作家8名がメンドシーノより6月28日~7月4日まで大町を訪問する予定です。
7月2日(土)リニューアルなった麻倉にて交流レセプションパーティーを行います。
皆さんのご参加をお待ちしています。


 
工芸をめぐるふたつの町の国際交流展 メンドシーノと大町MIASA   「工芸の五月」
  5月25日(水)~5月29日(日)10:00~17:00
  会場  松本市美術館 市民ギャラリー  (無料)
 
 メンドシーノ/大町MIASA 国際交流アート&クラフトショー2011
  6月24日(金)~7月18日(月)10:00~18:00
  会場  麻倉   (無料)



出展作家から送られたプロフィール写真       
 ステキ、、、ですね! 女優?俳優?、、
 アーティストです!!!
  作品も今後紹介します。
  (作品展ですから、、、)
 
   
  Toby Hutchens




               


  

                 Sarah Logan 










     Jon Handl  

Posted by miasa. at 2011年04月22日12:32

左官職人

麻倉プロジェクトが、一昨年より(麻倉改修はまだ具体化されていませんでしたが、、)左官を
この方にと依頼していた方が、手塚雄二郎さんです。















鏝(コテ)さばき、、、(下塗りです)
顔が映ってません、、、すみません、、


高校卒業後訓練校で左官を学び、大町で父親と妹さんと一緒に左官仕事をされています。
漆喰塗りは最後の仕上げで、ムラが出ないよう一気に塗っていきますが、その前の仕事が重要です。
下塗り、乾燥、中塗り、乾燥と、手間がかかり、お天気に左右される仕事です。

 
今日一緒に下塗りをされていた仁科さん。大町在住で、左官歴50数年の大ベテラン、大町や松本などの蔵も多数手がけ、若い頃、市野屋さんの蔵も修繕したそうです。
(ご縁があったのですね)
なまこ壁や木舞(コマイ)かきの技術を持つ貴重な職人さんです。
 
なぜ、手塚さんに「麻倉」の左官工事を依頼したのかは次の機会に、、、、
 (お顔も紹介します、、、、)
1987年生まれ、スポーツ好きの好青年 
 (イケメン)です。
 「壁塗りワークショップ」の講師です。
 (日程は?、、また、、、)
   

Posted by miasa. at 2011年04月21日18:18

信濃おおまち街なかギャラリー



4月28日(木)~5月29日(日) 10:00~18:00
「信濃おおまち街なかギャラリー」開催
「街へ行こう、ギャラリーを見よう」と街なかギャラリーも3年目を迎えました。
地元で活動する作家の作品に会いにお出かけください。
(残念ながら麻倉は工事中で、会場ではありません。)
主催 麻倉プロジェクト推進の会
共催 NAGW ノースアルプス ギルドワークス(旧名称 安曇野クラフトの会)
協力 創舎わちがい、(株)市野屋商店
後援 大町市、大町市教育委員会  

Posted by miasa. at 2011年04月20日18:00

フライフィッシング・イベント「信濃おおまち野外塾」

黒部立山アルペンルート長野県側玄関口にあたる大町市、明治中期に建てられた漆喰塗りの土蔵(麻倉)をベースにジンクリアーな水、自然の中でのヤマメ釣りなどフライフィッシングをトッププロと共に楽しむ2日間。信濃大町蔵元3社の地酒に地元食材を使った料理、中部山岳国立公園内源泉掛け流し露天風呂が皆様のお越しをお待ちしています。
これから始めたい方、初心者大歓迎~!

「信濃おおまち野外塾」「さかなに釣られた作家展」について何回かに分けて掲載します。

第1回


写真は5月中旬の大町市。人口3万人の小さな町ですが「ヒトという種」が少ないゆえに荒らされることなく本物の自然が沢山残っています。後方は2,600~3,000mの山々北アルプス連峰。開催会場は写真で言うと麻倉&文化公園は中央辺り、実釣渓流&温泉は(共に中部山岳国立公園内)アルプス中腹より少し下辺りです。

「信濃おおまち野外塾」  6月4日(土)5日(日)     会場 麻倉、高瀬川(葛温泉近辺)他
「さかなに釣られた作家展」5月31日(火)~6月5日(日) 会場 麻倉2f
  

Posted by miasa. at 2011年04月19日20:17

麻倉プロジェクトリニューアル改修事業

麻倉プロジェクト第二期リニューアル改修について。
麻倉の建物東側部分に未公開のスペースがあります。
掘りごたつがあって、休憩などのスペースだったようです。そして箱階段がありスライドの天井板を開けて2階へ上る、本来の「蔵」として使用されてきました。
その1階にキッチンとダイニングを作り、食に関する「ワークショップ」を行います。
カフェ、バー、として使おうとか、1ヶ月単位でアマ、プロの期間限定のレストラン、お菓子、パンなどのお店にしたら面白いね。などと構想しています。設計は出来ていますが、諸事情でまだ工事開始の時期は発表できませんので、、、、すみません。
プロの施工業者に任せるだけでなく、「参加型ワークショップ」でウッドデッキ造り、壁塗り、サイン(看板)制作などを行っていきます。「改修工事」を「改修事業」ととらえて多くの方に参加していただければと考えます。

1階天井のベニヤ板をホコリだらけになりながら、メンバーも参加してはがしました。クギ抜きもたいへんでした。

90センチ間隔に梁が通っています。  

Posted by miasa. at 2011年04月19日13:00

シンボルの木

「麻倉プロジェクト」リニューアル改修事業の一環として夏ころにワイワイと「参加型のワークショップ」で「ウッドデッキ」を造ります。
そこには、木を植えようと最初から考えています。「木はなににしようか?」と相談しました。
実が食べられる木にしよう、クリとかは。ナラ、ケヤキもいいよね。桜もいいけど、毛虫がつき易いねぇ、、、。
あるメンバーが遠くを見つめて「角を曲がったらアッ桜が見える、」、、、「アッ、サ、ク、ラ」・・・・
ナンの木にしましょうか? プレゼントしてくださる方いませんか、、、?
ちなみに「麻倉」は「あさぐら」です。
「ウッドデッキワークショップ」の講師は棟梁矢野さん(イケメン、独身)です。
女性の方も気軽にご参加ください、初心者大歓迎、、お昼はバーベキューパーティです。
日程はまだ決めてませんが、、、、そして、デッキの横に石釜(ピザ用)を作りたい~~と叫んでいるメンバーもいます。

  
    
 
                  


 



  


  サングラスで顔が見えなくて残念ですが、、、
  丸太の小屋組が出来ました。  

Posted by miasa. at 2011年04月18日09:00

麻倉プロジェクト総会

4月16日 麻倉プロジェクト総会を、役員メンバー、麻倉を応援していただいている方々で行いました。
昨年度の事業報告、会計報告。本年度事業計画、予算案の説明を行い、承認されました。
麻倉リニューアル改修工事中ということで、わちがいで行いましたが、来年は「麻倉」で行います。
今後は、正会員、サポーター会員といった制度をつくり運営していきます。
正会員は、作品展示やワークショップ講師などを行う作家、サポーター会員は、麻倉を応援していただける方(麻倉利用の特典付き)と考えています。
新年度お忙しいなか出席いただきました応援団の皆様ありがとうございました。


総会終了後、工事中の麻倉を見学しました。(2階登り梁部分の補強、改修は終わりました。)  

Posted by miasa. at 2011年04月17日10:58

伝統工法

昨年暮れに、古民家や蔵の再生に取り組んでおられる建築家川上恵一氏(かわかみ建築設計室主宰)に麻倉へ来ていただき、今回のリニューアル改修について専門家としての貴重なご意見を伺いました。後日一文を寄せていただき、その一部を紹介します。
「建物全体の耐震性については現状の建築基準法に沿うものとはならないが、この蔵造りの「麻倉」は世界で最も地震の多い国の歴史に裏付けられた伝統工法により造られているため十分耐震性が有ると考えられる。しっかりとした石積み基礎、窓の少ない外壁の剛構造、一階の足固め、二階床や小屋組の水平剛性等で出来ており、築100年以上経過した現在、不動沈下やせん断クラックの気配もまったく見当たらず、水平垂直がそのまま保たれていることからも言える。」
「麻倉の建築は、市民の直感的大切さと意志の上に根拠を持って利活用され続けることを期待する。」
なお川上氏をお招きして「蔵の再生と街の活性化」の講演を予定しています。



漆喰塗りが始まります。ただし外観は昔に戻すのでなく、現代の「麻倉」風になります。  

Posted by miasa. at 2011年04月16日11:13

棟梁

「麻倉プロジェクト」リニューアル改修工事の棟梁矢野さんは30代半ばですが、20歳から年上の職人さんを束ねてきた腕の確かな職人です。




        名刺には「丸太職人」と、、、切れ味鋭いチェンソーで、、自在に、、




                          入り口
 


              真剣な眼差しの、つれさん、、まさしく職人さんです。




                   二階の登り梁、手加工で、、

 
       日々の暮らしに使う生活用品を作り、修繕する職人さんが街角にいました。
         「麻倉」はモノ作りの楽しさを多くの方に伝えたいと考えています。



  

Posted by miasa. at 2011年04月15日09:00

麻倉の記憶




麻倉創建当時の窓には鉄の扉があり、内側には鉄の格子がありました。
窓の柱に焼け焦げた跡がありましたが、窓枠を付け替えるために工事をしていたら、バーナーで焼ききった跡が出てきました。



                 蝶番(ちょうつがい)が残っています。
              戦争当時に、金属供出で取り払われたようです。





                   二階の太い梁は、健在です。




       土台の石積も大町地震(大正時代)を経験していますが、ズレはありません。
       (床板をはがしたところ、、、外側の見える部分はきれいに加工してあります。)
  

Posted by miasa. at 2011年04月11日15:28

工事始まりました

創建当時は、板葺きで石が置かれていました。ちなみに大町は板葺きの南限で、大町より北は雪が多く蔵も「かやぶき」だそうです。
北西の傷んでいた登り梁を改修するために屋根の一部を取り払いました。屋根はただ束石(ツカイシ)の上に置かれているだけの置き屋根です。土は20cmの厚さがありました。
まさに耐火構造の土蔵づくりです。













傷んだところから切り取り、継ぎ木の手法で、、そのために柱が必要になりました。  

Posted by miasa. at 2011年04月09日20:00

安全祈願祭

4月5日(大安吉日)
美麻、境の宮神明宮傘木宮司のもと来賓、施工業者、麻倉関係者が集まり、工事安全祈願祭を執り行いました。
祝詞に工事の安全はもちろん、メンドシーノとの交流のますますの発展も述べていただき感激いたしました。
代表小田も挨拶で述べましたが「大震災のこの時期に行ってよいのかと一瞬躊躇もしましたが、すべて自粛でなく、計画通りに進めていくことが大事だと考えます。」
多くの皆様、カリフォルニア州メンドシーノのかたがたから工事開始のお祝い、期待のお言葉をいただきました。
ありがとうございます。


  (麻倉内に注連縄をめぐらせ執り行いました。)
  

Posted by miasa. at 2011年04月09日12:00