オーストラリアから白馬村へスキーツアーへ来られたご夫妻が参加されました。旦那様は仕事で何回も来日されて、奥様は以前日系企業に勤務され、日本文化にとても興味をもたれている方でした。
最初は「塩の道博物館」(江戸時代創業の塩問屋平林家、火事のため明治23年再建)で、囲炉裏を囲んでお茶を飲み、展示品を質問を交えて、興味深く見学されました。
そして麻倉へ、、松川村の陶芸家平林昇さんの丁寧な指導のもと、手びねりとロクロでぐい呑みをひとつづつ作りました。
昼食は、町屋造り「わちがい」で日本食を堪能されました。


そして同じく町屋造り「金襴黒部」市野屋商店の母屋と蔵を見学

麻倉へ移動して本日の一番緊張する時、七輪での焼成、、1200度まで一気に温度を上げて、、、

一緒に参加された、木工家U氏と通訳のSさんと、、お互いの作品を眺めて、品評、、、楽しい瞬間、至福のとき、

利き酒はもちろん、大町酒蔵三社の、今の季節しか味わえない新酒、地元で栽培されたお米で作られ、自前の北アルプスの伏流水の井戸からくみ上げられた水を使った、純米酒で乾杯。
ご夫妻は、オーストラリアで日本酒愛好会、SAKE倶楽部に入会されるほどの愛飲家、今日呑んだお酒を是非お土産にと(フルーティーと絶賛)、、、とても残念でしたが特別な「要冷蔵の生酒」で、、、火入れされた純米酒をお土産として購入されていきました。オーストラリアで宣伝してきます、そして来年は仲間を誘って参加したいと、、、。
講師の平林さんは備前焼を修行された方でその作品は、十分に天然乾燥して、登り窯でマキを6日間焚き上げて作品作りをされています。「七輪焼き」は半日で、つくり、乾燥させ、目の前で炎を眺め、焼きあがり、そして、、、その場で呑める、「楽しいですね」とおっしゃていただきました。そのお言葉聞き逃しません、、昨年秋もワークショップを行い大好評でしたが、今年も炎を眺めて、、、また企画したいと思います。
協力 「白馬錦」薄井商店 「北安大國」北安醸造 「金襴黒部」市野屋商店
創舎わちがい 白馬ラネージュ東館 くろよんロイヤルホテル JHNトラベル