外国人向けワークショップ・2012














外国人向けワークショップですが、日本の方もご参加ください。
通訳が帯同いたします。国際交流いたしませんか。
「七輪焼きと利き酒」のみのコースもあります。料金¥5.000

七輪焼き・手びねりでぐい呑みをつくり、目の前で七輪の炎を眺めながら焼成します。  続き読む?

Posted by miasa. at 2011年12月27日19:23

年末年始休館のお知らせ

麻倉年末年始休館 1月12日(木)より常設展と明治のしつらえ展を開催いたします

明治のしつらえ展 2012.1/12(木) ~2/27(月) 火曜・水曜休み
            11:00~17:00
創業慶応元年の造り酒屋で冠婚葬祭に使用したお膳、器などを展示いたします。
  

Posted by miasa. at 2011年12月20日10:01

南京鉋(かんな)の作り方まとめ・4

木のスプーンを作るため、南京鉋を自作しました。
同じ道具でも、作るモノやその作り方、考え方も含めてその要求は違い、道具の仕込み方が違ってきます。
今回の作りかたをまとめます。
材 樫 刃口面を板目に木どり、 (柾目は避ける。)
刃口面に真鍮(厚み1mm)を張ることが前提なので、樫が手に入らなければ、木目がつんで乾燥した、クルいやよじれにくい、堅さのある材ならば楢、欅などでも良いと思います。
長さ260~270mm 幅 25mm 厚さ 15mm (刃口面を深さ3mm、トリマーで彫りこみ)

鉋刃 幅17~18mm 刃口幅12mm 材に線を引く(ケガク)時は鉋刃の幅に現物あわせ、豆鉋の刃だけでも売っていますが、今回は手動電動鉋の刃をサイズに切りました

まず最初は刃口面から彫ります


真鍮板を電動糸鋸で刃が出るところを切ってからアールをつけました
本体にネジ留めしてから、ヤスリで整えました


長手に対して反りをいれました。(刃口面より、両端の持ち手が下がる)

手前の南京鉋(刃幅24mm、刃口幅18mm)は購入したモノ、台のアールを修正し真鍮を張り、持ち手部分を加工し直しました。(刃先の延長線上に両端の持ち手がくるように。)

鉋刃の仕込みは台鉋と違い、木口面でなく木端面なのでかなりキツメに仕込んだほうが(鉋刃でたえず木ゴロシするわけで、、)良いです。仕込む時は油をしみこませたウエスで刃に薄く塗り、叩き込めば、台にあたっている部分に油が付いてわかりますので、慎重にのみ、彫刻刃、ヤスリで削ります。鉛筆では汚くなりやすく、錆びの遠因になるかと思います。
また緩く仕込んでしまったときは、薄板を接着(通称白ボンドは錆びの原因になります)して仕込みなおします

仕上げ用、荒削り用と刃口のスキマ幅をかえて2つあると効率が上がります。
今回仕込み勾配45度でしたが、堅木用として60度のものが市販されていることをあとで知りました。
逆目を抑える時に便利そうです。
  

Posted by miasa. at 2011年12月15日20:00

木のスプーン作り

クラフトワークショップ、木のスプーン作り  2011年12月11日



材は桜と栗から選んでもらい、糸鋸でカタチに切り抜き(タテ、ヨコ)、材が硬いのであさり付きの刃で、、ゆっくりと、、
自分でデザインされされた方、用意した型紙を写した方、、

サジ面を彫刻刀で彫ります、、逆目を読み、彫ること、削ること、、、が、、一番難しいカナ!

皆さん真剣に、熱心に南京鉋で、、削りだし

時間を忘れて削りだし、

サンドペーパーはかけずに彫りっぱなし、、、
南京鉋での逆目は彫刻刀の平・印刀でていねいに削り、オリーブオイルでオイルフィニッシュしました。
水、ぬるま湯で洗ったら、すぐに水気を拭いてください。手入れの基本はこれだけ、、
カレーやお粥などにピッタリサイズ、、使っていてオイルが切れそうになったらまたオリーブオイルを摺りこんでください。
木が毛羽立ってきたら、切れる刃物で削るか、無ければ目の細かいサンドペーパーで磨いてください。
  

Posted by miasa. at 2011年12月12日09:01