会期 2 0 1 4 年8 月9 日( 土)~ 8 月2 4 日(日)
[北アルプスの豊穣 清冽な湧水を讃える]
信濃大町 食とアートの廻廊
http://omachi-food-art-corridor.jp
雄大な北アルプスの麓に位置する信濃大町を舞台に、「信濃大町 食とアートの廻廊2014」が開催されます。
土地固有の生活文化を表現する「食」と、地域の魅力を再発見する「アート」の力を活用して、北アルプスの源流に育まれた自然と文化を体感するプロジェクトを開始します。
主催 : 信濃大町 食とアートの廻廊実行委員会
お問い合わせ : Fax : 0261-85-0557 Mail : info@omachi-food-art-corridor.jp
〒398-0002 長野県大町市大町1559-4 NPO法人ぐるったネットワーク内 食とアートの廻廊実行委員会
北川フラム氏をアドバイザーに向かえ、準備を始めています
お手伝いをして頂けるサポーターを募集しています
信濃大町食とアートの廻廊サポーター街なかツアー6/21(土)開催詳しくはこちらから
どんな場所であれ、そこに住む人は、土地の植物を採り、動物を捌いて食事をつくる。食はその土地のおおもとだし、食はその土地をもっともよく表わしている。食に満足しなければ、その土地のファンにはなれないし、リピーターは食と、そこにかかわるおもてなしに心が動く。アートは今、美術館やギャラリーでの表現にとどまらず、里山や廃校や空家を舞台にして、大自然のなかだけではなく、人の生活の気配がある場所を浮きたたせる契機になり始めている。
人間一人ひとりの感性、或はコミュニティを大切にしない効率第一の価値観のなかで、美術が人の営みにつながろうとするのは自然なこだった。そうすれば土地の食材にかかわり、料理に興味をもち、そのおもてなしを祭のようにしたいと考えるのはあたりまえのことになる。
大町という懐の深い豊かな土地が輝き、伝わっていくのに、食に関するあれこれはとても大切で、その基本になることだろう。
食と芸術という人間にとってもっとも親しく、かけがえのないものが関わりあいながら、水という人間、生命の源を体感できる作業を始めたいと思う。
アドバイザー 北川フラム
(瀬戸内国際芸術祭 総合ディレクター)